2024.04.08
4月8日 放映
JAやつしろ トマト選果利用組合
- 品目
トマト
- 団体名
JAやつしろトマト選果場利用組合
商品名と品種名
はちべえトマト
産地について
熊本県八代地域は冬春トマト日本一の産地。トマト選果場利用組合は生産者181名、栽培面積142haと熊本県の中でも№1の生産者者・面積でトマトを生産している。
生産を始めたきっかけ・歴史
大規模選果場の建設や、選果選別の機械化に伴い、各地域の生産者組織を大きく一本化し、トマト選果場利用組合として設立。設立20周年を超え、今後も安定した生産に取り組む。
生産方法の特色味の特色
8月中旬から定植し、10月上旬から6月20日までの約9ヶ月間、トマトの出荷をおこなっており、最盛期は12月と5月。選果時に光センサーによって、糖度4度以下のものは出荷しないこととしている。ミネラル含んだ土壌に育ったトマトで、糖度4度以上のトマトを出荷。選果選別も一流と、総合的な評価がなされている。
今年のでき具合
病害虫の発生も徹底的な圃場管理により、被害については例年より少ない。秋の高温乾燥の影響を受けたものの例年並みの出荷量を維持し、本年も食味・質・量の3拍子揃ったはちべえトマトの出荷に期待できる。
安心安全について
熊本県版GAPの認証を得たのち、今後はJGAP取得に向けた食品安全・環境保全・労働安全など持続可能な農業・農場管理を行っている。また抜き打ちによる残留農薬自主検査や、出荷追跡(トr-サビリティ)も充実した取り組みも行っている。
産地の気候や環境
八代地域は温暖な気候と球磨川の上質な水に加え、藩政時代からの干拓で開かれた広大な平野部は海であったがゆえにミネラル分が豊富に含まれる。この豊かな環境は農産物なら何でもできるといわれるほど。
生産する際のこだわり・心がけ
当組合の生産者テーマ『一個のトマトに真剣です』。
栽培休耕期間を設け、長い栽培期間に耐える地力を蓄え、期間中トマトにやさしい環境づくりを実施。安全で美味しいトマト作りと整然とされた選果選別に手を抜かない事を心がけている。栄養と効能
リコピンによる抗酸化作用は血管の老化を防ぎ、血流が改善され様々な疾患の予防に繋がる。 また最近では『エクスレオサイドA』が発見され、血管に脂肪がつきにくくする働きがあるとされている。
良い物の見分け方
① おしりの部分の[スターマーク]:放射線状の線が均等で大きいもの② 水に浮かべて沈むもの:比重が重いため、ずっしりとしたトマトは果肉が充実
購入後の保存方法
厳寒期:常温で保管。
暖かい時期:冷蔵庫で保管。食べる前に常温へ。産地のホームページ
JAやつしろの公式ページ
https://www.ja-yatsushiro.or.jp/情報提供/出演者
JAやつしろ トマト選果場利用組合