2025.06.02
6月2日 放映
きゅうり

- 品目
きゅうり
- 団体名
JAふくしま未来 北福島営農センター
商品名と品種名
きゅうり / なついろ等
産地について
JAふくしま未来福島地区は、県庁所在地人口28万人の都市であるとともに、米・果物・野菜・凍豆腐など季節に応じた生産物があり、農業も盛んな地域で中心都市部を園地が囲むような産地になっています。
生産を始めたきっかけ・歴史
福島市の露地きゅうり栽培は50年以上の歴史があります。盆地特有の気候が露地のきゅうり栽培に適しており、栽培者が増加して産地となりました。特に30年前に産地強化を目的として大型施設を導入したことにより、周年でのきゅうり栽培に取り組むようになりました。また、今年度から機械による共選が始まり、より安定した品質での出荷が可能となりました。
生産方法の特色味の特色
首都圏に近い産地の強みを活かして収穫当日に出荷が完了しておりますので、収穫翌日には店頭に並びます。灌水管理を徹底することで、エグ味がなくきゅうりの甘さと香りを感じることが出来ます。
今年のでき具合
これから収穫を向かえる露地きゅうりは、定植直後の天候不順により生育は平年より5日程度遅れています。堆肥の投入など土壌改良をしっかり行った結果、連作障害などの病気は発生しておりませんので、例年通り豊作になることを期待しております。
安心安全について
収穫前に栽培管理工程・放射能モニタリング検査を実施し、安全が確認できてから出荷を開始しております。
産地の気候や環境
福島市は西は奥羽山脈、東は阿武隈高地に囲まれた盆地になっています。夏は気温が35℃の猛暑日になり、夜間も25℃の熱帯夜になります。その分灌水の回数が増え、みずみずしい胡瓜の生産が可能になります。
生産する際のこだわり・心がけ
お客様からの信頼を得られるように、部会員全員で栽培品種の検討・栽培管理の情報交換を行い、購入して頂いたきゅうりに差が生じないように心がけています。
栄養と効能
βカロテンやカリウム、ビタミンなどを含みます。特に水分が豊富な野菜なので、熱を下げる効果や利尿作用があり、むくみの解消など夏を乗り切るのにうってつけの野菜です。今年東北6県でも「きゅうりビズ」と題して各種イベントを予定しております。
良い物の見分け方
きゅうりは鮮度が重要です。イボがしっかりしているものは新鮮な証になります。また曲りは問題ありませんが、おしりが膨らんでいる物は鮮度が低下している可能性があります。イボがしっかりしていて、きゅうり全体が同じ太さになっている物を選ぶと良いと思います。
購入後の保存方法
きゅうりは、熱にも水にも弱い野菜です。特に急激な温度変化と極端な低温は、きゅうりの痛みが進んでしまう原因です。ラップやビニール袋に入れて10℃~15℃の野菜室で立てて保存するのが良いと思います。
産地のホームページ
JAふくしま未来 公式ホームページ
https://www.ja-f-mirai.or.jp/情報提供/出演者
JAふくしま未来 福島地区 きゅうり専門部会 池田さん