浦和中央青果市場株式会社

マチコミ・三浦市 本春キャベツ

MachiComi

埼玉県内の全63市町村にお邪魔して生放送で様々な情報をお届けする情報番組「あなたとツクルまちコミュニケーション マチコミ」が放送中です。
放送内容の各産地や歴史、生産方法や特色、生産者などの紹介を毎週更新しています。

あなたとツクルまちコミュニケーション マチコミ

月曜日〜金曜日の16時30分から放送中

「情報番組マチコミ」は、埼玉県内の全63市町村にお邪魔して生放送で様々な情報をお届けする情報テレビ番組です。

当サイトは消費宣伝活動の一環としてTV埼玉と協力して旬菜情報を放映しており、画像、文書等において無断転用は固く禁止いたします。

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4月1日 放映

三浦市 本春キャベツ

  • 品目

    本春キャベツ

  • 団体名

    JA三浦市

  • 商品名と品種名

    三浦半島産 本春(ホンパル)キャベツ/金系201号

  • 産地について

    神奈川県南東部に位置し、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得した「城ヶ島」森・干潟・海の生態系が残っている「小網代の森」等魅力あるスポットを有します。三崎マグロ・三浦大根・三浦スイカ・こだわり南瓜等特産品があります。

  • 生産を始めたきっかけ・歴史

    三浦市でのキャベツの栽培はダイコンに次いで歴史が古く、1892年頃始まったとされています。文明開化と共に西洋料理伝来、その後トンカツの普及に伴い付け合せのための生食用キャベツの需要があったと考えられます。1965年には固い寒玉系品種から、本春(ホンパル)キャベツの主力品種でやわらかくて甘みのある「金系201号」が導入され、現在につながる栽培スタイルが確立されました。また、この時期に産地の大規模化と共に国の指定産地となり、現在に至っています。

  • 生産方法の特色味の特色

    本春(ホンパル)キャベツは収穫・箱詰めの工程をすべて畑にて行います。食べ頃の本春(ホンパル)キャベツを見極め・拾い切りした後すぐに箱に詰めるため、余計な接触がなく傷みを最小限に抑えたまま、消費者へお届けすることが可能です。三浦市産本春(ホンパル)キャベツの最大の特長はやわらかさです。新芽のように柔らかく、かつ「若々しさ」を味わう事が出来ます。サラダなど生食ではレタスのようなフワフワとした食感を、スープなど煮込めば甘くトロトロとした味わいになります。

  • 今年のでき具合

    今年は十分な寒さになりましたので、甘みを蓄えた本春(ホンパル)キャベツとなっています。雨も少なく干ばつ傾向の冬でしたが、朝晩の温暖差や農家さんの細やかな水やりによって今年もふんわりと育っています。

  • 安心安全について

    三浦の本春(ホンパル)キャベツは高品質な生食用キャベツとしてのイメージを強調し、安全性や食味の良さを全面に押し出して販路の拡大を行ってきました。そのためにも、低農薬・低化学肥料栽培技術を確立し、技術に裏打ちされた安全性を、日々考察し、販売戦略の中心に据えています。土壌診断は毎年実施、残留農薬等の検査等、安心安全に関することは今後の産地の維持発展のために重要事項として取り組んでいます。

  • 産地の気候や環境

    本春(ホンパル)キャベツの病害を予防するため、一般には薬剤を使用しますが、三浦市の一部では、環境への負担が少なく省資源的な方法として太陽熱を利用した土壌消毒法に取り組んでいます。海のミネラルを豊富に含んだ土壌は本春(ホンパル)キャベツを始め野菜の栽培に適しています。農業に恵まれた環境のため年2~3作の輪作を行うことが可能で、高い生産性を上げる農業が営まれています。

  • 生産する際のこだわり・心がけ

    シーズン出荷前に農家を集め出荷基準を職員が説明する目合わせは毎年必ず行い、良い選別を行うためのポイントを確認し合います。また、選別検査を毎日集出荷場にて行い、厳しいチェックを通過した本春(ホンパル)キャベツのみを出荷しています。また昨シーズンから3月中旬~4月末までの期間限定で本春(ホンパル)キャベツを出荷しています。本春(ホンパル)キャベツというのは「’本’当の’春’キャベツ」という意味で市場関係者から呼ばれている名称でありそれが商品名となっています。

  • 栄養と効能

    ビタミンB1、B2はレタスと同じくらいで、全体としてはビタミンCが多い野菜です。また、抗潰瘍成分と呼ばれるビタミンUのほか、各種の酵素も多く、ジアスターゼ、ペプシン、トリプシンも豊富で、胃腸薬キャベジンでお馴染みの通り、胃腸障害に効果的に働くと言われています。また、アメリカ国立がん研究センターの発表では抗がん作用がある野菜ということで注目されています。これは生のキャベツを刻んだ際に発生するイソチオシアネートの働きであることが分かっております。

  • 良い物の見分け方

    本春(ホンパル)キャベツの場合、通常の寒玉(冬系)キャベツとは反対にずっしりと重いものはお勧めできません。葉の巻きも密度の濃い寒玉キャベツとは違いふんわりとやわらかな、しかし弾力のあるものを選ぶことがポイントになります。また切り口が500円玉程の大きさで黒ずんでいないものを選びましょう。頭の部分がテカテカと光っている場合には薹(とう)立ちが考えられ、苦み、葉の固さが目立つようになります。

  • 購入後の保存方法

    茎の部分に栄養が吸い取られ、腐り始めます。茎の部分をくり貫き、水に浸したキッチンペーパー等を詰めて野菜庫にて貯蔵すると鮮度が保ちやすくなりますが、旬の時期が大変短い野菜になりますので長く保存することなく、1日で食べきることをオススメしています。3月末~4月末までと旬の時間がとても短いので旬を意識して、時期を逃さず味わって頂きたいと思います。

  • 産地のホームページ

    三浦市農業協同組合の公式ページ
    http://www.ja-miurashi.or.jp/

  • 情報提供/出演者

    三浦市農業協同組合
    三上沙織さん
    三浦裕也さん

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