2024.08.05
8月5日 放映
JA全農あおもり トマトピーマン
- 品目
トマトピーマン
- 団体名
JA全農あおもり
商品名と品種名
十和田おいらせミネラル野菜(TOM-VEGE)/桃太郎・りんか409(トマト)京ゆたか・京まつり(ピーマン)
産地について
青森県の東部に位置し、主要都市の青森市には北へ60km、八戸市へは東へ30km、空の玄関口である三沢空港まで20km、他にも新幹線駅(七戸十和田)があります。西方に八甲田連峰がそびえ、十和田湖からの奥入瀬川が管内を流れる自然豊かな環境をもち、農業を中心とした開けた都市です。
生産を始めたきっかけ・歴史
野菜の栄養成分、特に機能性(鉄・銅・亜鉛・マンガン)成分(ミネラル)が不足しているから野菜が美味しくない。「土が健康であれば、野菜も健康でおいしい」という中嶋農法への出会いがきっかけです。日本の農地は全般的に肥料の過剰傾向にある。その農法は精密な土壌診断によって過剰施肥を控え、不足がちな成分(ミネラル)を適正に補給することがポイントである。平成10年、JAで高性能の土壌分析・診断システムを導入。平成12年から、『十和田おいらせミネラル野菜』をブランド化し有利販売に取り組んでいます。
生産方法の特色味の特色
①作付け前に、必ず畑ごとに土壌診断を実施し、処方箋を農家に返します。②農家は、その処方箋に基づき、適正に肥料を散布します。③生育期間中は、状況に応じて葉面散布等で補完します。④出荷前に糖度を測定し、独自基準をクリアしたものが『十和田おいらせミネラル野菜』として出荷となります。
今年のでき具合
トマト:6月上旬に低温等もありましたが、総じて好天で推移したため、出荷開始も例年よりやや早く、良品質でおいしいトマトをお届けできます。ピーマン:消雪が早く、作業は順調に推移したが、降雨が少なく干ばつ気味であった。梅雨に入り、適度な降雨もあり生育も順調に推移し、美味しいピーマンになっています。
安心安全について
生産現場の危機管理の整理・認識(GAP)し、トレーサビリティやポジティブリスト制度の徹底に努め、安心・安全な産地づくりに取り組んでいる。また、平成24年4月1日より放射能暫定基準値の改訂に伴い、EMF211型放射能検査測定機を導入。出荷前の自主検査を実施し、その安全性を確認したうえで消費地に届ける体制を整えている。
産地の気候や環境
年間平均気温9.7℃、降水量1,100mmで、冬は晴天の日が多く積雪も少なめです。6月~7月にかけては、オホーツク海高気圧による偏東風(通称ヤマセ)が吹くことが多く、平常より5~6℃も低温が続き、農作物が大きな被害を受けることもあります。
生産する際のこだわり・心がけ
トマト:土壌分析診断を活用し健康な土づくりに取り組んでいます。また、各段の着果の確保と生長点の状況を確認しながら肥培管理に細心の注意を払って生産しています。ピーマン:病害虫の発生がないか圃場をよくみて、対策を早めにとるように心がけています。ピーマン一つ一つ充実させるために枝管理もこまめに行っています。
栄養と効能
トマトは、リコピン,ビタミンCが豊富で、共に抗酸化力を持っているため老化抑制をサポートしてくれます。 ピーマンは、ビタミンCが多く、食物繊維も含んでいる。ミネラルピーマンには、本来果肉の内側にある「わた」がほとんど無いため特有の苦みがありません。
良い物の見分け方
トマトは、丸みがあり重量感があるもの。皮に張りがありツヤがあるもの。 ピーマンは、皮に張りとツヤがあり実がフカフカしていないもの。ヘタが黒ずんでいないもの。
購入後の保存方法
トマトは、基本的に早めにお召し上がりください。残った場合は、ポリ袋等に入れてから冷蔵庫で保管して下さい。 ピーマンは、水気があると傷みやすいため、短期間であれば常温で保管します。
産地のホームページ
JA全農あおもりの公式ページ
https://www.zennoh.or.jp/am/情報提供/出演者
十和田おいらせ農業協同組合
JA十和田おいらせ 縄田 尚伸さん
タナカトウコさん