2025.05.19 NEW
5月19日 放映
こだま西瓜

- 品目
こだま西瓜
- 団体名
JA北つくばこだま西瓜部会
商品名と品種名
こだま西瓜
産地について
JA北つくば管内のうち、筑西市と桜川市でこだま西瓜の生産が行われている。
令和6年度の生産量(出荷数量)は約39万ケースであり、全国有数の産地。生産を始めたきっかけ・歴史
昭和20年代には露地による大玉西瓜の栽培が盛んに行われていたが、昭和32年に「こだま西瓜」を試作導入し、昭和35年農業用ビニールの普及に伴い、「新幹線こだま」にちなんだ新品種、黄こだまでのトンネル型栽培が導入された。また、核家族化が叫ばれ始め消費者のニーズにあった「西瓜」として市場より好評を得る。
昭和44年にはパイプハウス型栽培が全農家へ普及し「こだま西瓜」の骨格が出来上がる。産地情報の取引市場へのきめ細やかな提供や栽培品種の変更等により、近年は高値で販売されている。生産方法の特色味の特色
こだま西瓜はスイカの小さいものではなく、冷蔵庫に入る大きさを目的に品種改良された品種です。皮が薄くしゃりしゃりとした食感で、大玉西瓜に比べて糖度が高く皮の際まで甘いのが特長です。
今年のでき具合
こだま西瓜の本格的な出荷は5月のゴールデンウィーク後からとなり、その後は徐々に増加し5月下旬から6月に出荷最盛期となる見込み。
安心安全について
全ての圃場の土壌診断を行い、土壌の健全化を図るとともに、化学肥料や農薬の使用をできるだけ控え、環境に優しい農業に取り組んでいる。
産地の気候や環境
作付面積:約57ha
(うち 筑西市32ha・桜川市25ha)
こだま西瓜の前後にトマトやレタス等の品目を導入することで、連作障害を回避するとともに作型を分散して労働力の平準化を図っている。産地のホームページ
JA北つくば 公式ホームページ
https://www.ja-kitatsukuba.or.jp/情報提供/出演者
JA北つくばこだま西瓜部会 武井さん