2024.04.22
4月22日 放映
JAおやま東部トマト部会 トマト
- 品目
トマト
- 団体名
JAおやま東部トマト部会
商品名と品種名
トマト/麗容・麗妃
産地について
栃木県南部に位置し小山市と野木町の生産者58名,17ha一人平均30a栽培、本年産は2,800t京浜・東北市場へ出荷
生産を始めたきっかけ・歴史
信末氏は、親が栽培していた「トマト」栽培の後を継ぐ形で25年前に就農しました。幼い頃に箱折り等の作業はしてきたものの専門的な知識はなく、農業大学校で2年間学び、卒業後本格的に農業を始めました。現在、両親と3人で「トマト」栽培に励んでいます。
生産方法の特色味の特色
トマトの授粉作業には、「マルハナバチ」も利用し、空洞果の発生を防ぎ実の詰まったトマトが出来ます。 麗容は、肉質がしっかりしているので、赤く熟してから収穫できる為、リコピン含有量とグルタミン酸含有量が高く、酸味と甘味のバランスが良くコクがあります。
今年のでき具合
9月の定植時の高温で定植直後苗の生育が心配でしたが概ね良好となっている。1月、2月、は収穫量が例年並みの出荷が出来ました。4月も概ね良好になってくると思われます今後も部会員一丸となり日々トマト栽培に励んでいきます。
安心安全について
JAおやま東部トマト部会では、持続性の高いトマト栽培を目指している為、栃木県からエコファーマーの認定を受けております。また、部会員全員が安心安全はあたりまえの事と認識しており生産履歴の記帳や残留農薬検査を行っています。
産地の気候や環境
栃木県は日本でも日照時間が多い県で、肥沃な大地と太陽の恵みを受け、トマトを栽培するに当たっては恵まれた環境にあります。
生産する際のこだわり・心がけ
授粉では、マルハナバチを利用することにより、ハチへの影響のない農薬(殺虫剤)を使用することとなる。また、ハウスの全開口部にネットを張ることにより、害虫のハウス内への侵入が抑えられ農薬の使用回数を減らすことができる。消費者に安全でおいしいトマトがお届けできるよう心掛けています。
栄養と効能
トマトの赤い色に含まれる成分のリコピンは、高い抗酸化作用があり、肌の老化を進めたり、糖尿病・肥満・高脂血症などの生活習慣病の原因になる活性酸素を退治する働きがあると言われています。その他にも風邪予防に作用するビタミンCや消化器の粘膜の働きを活発にしてくれるビタミンA等も含まれています。リコピンは油に溶けやすく熱にも強いので、油を使った料理などでも体内に吸収されます。
良い物の見分け方
ヘタが緑色でピンとしているもの、赤く熟して全体の色が均一で、皮にハリ・ツヤがあり、肉質がしっかりしており、ずっしりと重みのあるもの
購入後の保存方法
赤く熟れたトマトは、ヘタを下にして、くっつかないように並べポリ袋に入れて密封後、冷蔵庫の野菜室で保存する。(トマトは重なり合うとその部分から早く悪くなるので並べ方が大事です)青いトマトは常温で保存し、赤く熟れてから冷蔵庫で保存します。
産地のホームページ
JAおやまの公式ページ
https://www.ja-oyama.or.jp情報提供/出演者
JAおやま 東部トマト部会
信末 薫さん
石塚 強志さん