2024.11.11
11月11日 放映
JAやつしろ はちべいトマト
- 品目
トマト
- 団体名
JAやつしろ
商品名と品種名
はちべえトマト
産地について
熊本県八代地域は冬春トマト日本一の産地。トマト選果場利用組合は丸トマト149戸、約117haミニトマト74戸、約49haと熊本県の中でも№1の生産者戸数・面積でトマトを生産している。
生産を始めたきっかけ・歴史
大規模選果場の建設や選果選別の機械化に伴い、各地区でまとまっていた生産者組織を大きく一本化し、トマト選果場利用組合として設立。
生産方法の特色味の特色
8月中旬から定植し、10月上旬から6月20日までの約9ヶ月間、トマトの出荷をおこなっており、最盛期は12月と5月。選果時に光センサーによって、糖度4度以下のものは出荷しないこととしている。ミネラル含んだ土壌に育ったトマトで、糖度4度以上のトマトを出荷。選果選別も一流と、総合的な評価がなされている。
今年のでき具合
近年、夏場の異常高温による初期成育の乱れや、出荷数の減少があり、生産者は高温対策に苦慮している。その中で、品種や作型、管理の試行錯誤を繰り返しながら、例年並みの集荷数量、品質の維持に努めている。 例年並みの出荷を見込んでいる。
安心安全について
JGAP(農業生産工程管理)の団体認証取得を目指し、食品安全・環境保全・労働安全など持続的な農業・農場管理への意識の統一を図りながら、抜き打ちによる残留農薬の自主検査、出荷追跡(トレーサビリティ)も実施し充実した取り組みを行っている。
産地の気候や環境
八代地域は温暖な気候と球磨川の上質な水に加え、藩政時代からの干拓で開かれた広大な平野部は海であったがゆえにミネラル分が豊富に含まれる。この豊かな環境は農産物なら何でもできるといわれるほど。
生産する際のこだわり・心がけ
当組合の生産者テーマ『1個のトマトに真剣です』。栽培休耕期間を設け、長い栽培期間に耐える地力を蓄え、期間中、トマトにやさしい環境づくりを実施。安全で美味しいトマトづくりと整然とされた選果選別に手を抜かないことを心がけている。
栄養と効能
リコピンによる抗酸化作用は血管の老化を防ぎ、血流が改善され、様々な疾患の予防につながる。また、最近では『エクスレオサイドA』が発見され、血管に脂肪をつきにくくする働きがあるとされている。
良い物の見分け方
① おしりの部分の[スターマーク]:放射線状の線が均等で大きいもの② 水に浮かべて沈むもの:比重が重いため、ずっしりとしたトマトは果肉が充実
購入後の保存方法
厳寒期:常温で保管。暖かい時期:冷蔵庫で保管。
食べる前に常温へ。産地のホームページ
JAやつしろの公式ページ
https://www.ja-yatsushiro.or.jp/情報提供/出演者
JAやつしろ トマト選果場利用組合
小山 修平さん
中山 和洋さん