2024.12.09
12月9日 放映
JA津軽みらい りんご
- 品目
りんご
- 団体名
JA津軽みらい
商品名と品種名
りんごりんご/サンふじ
産地について
青森県黒石市・藤崎町常盤地区・平川市・田舎館村・弘前市石川地区・板柳町のりんご 生産者2,630名りんご園地面積4,400ha りんご収穫量44,280t
生産を始めたきっかけ・歴史
りんごの原産地は、中央アジアの「コーカサス山脈」と中国の「天山山脈」を中心とした山岳地帯と考えられており、ここから世界各国へ伝播しました。私達が現在食べている西洋りんごは、明治4年(1871年)に日本に導入され、青森県へは明治8年(1875年)の春、当時の内務省勧業寮から3本の苗木が配布され、県庁構内に栽植されたのが青森りんごの始まりです。
生産方法の特色味の特色
主力品種は、サンつがる、トキ、早生ふじ、ジョナゴールド、王林、サンふじであり、主に高地での栽培が盛んである。高地であることにより、水はけが良く、気温も低く、また、昼夜の寒暖差があるため、着色が良くカリッとした歯触りが良いりんごに仕上がっている。
今年のでき具合
春先からの花芽不足やマメコバチの活動低下や開花時の強風等による不受精被害により、平年より収量は減少となっているが、りんごの肥大は平年よりやや大きく、糖度も高く、食味も良好で大変美味しく仕上がっている。
安心安全について
農協の防除体系に従った農薬散布のほか、農薬の最終散布終了後は栽培管理記録簿を提出してもらい、食の安心安全に取り組んでいる。
産地の気候や環境
日本一のりんご生産地である青森県の津軽平野に位置し、東に秀峰「八甲田連峰」、西に霊峰「岩木山」を望み、肥沃な土壌に恵まれた大地と昼夜の寒暖差が織りなす気候条件によって、色づきの良く果肉が締まった甘味の深いりんごが栽培されています。食味については、果肉が締まり、カリッとした食感となり、糖度、酸度のバランスも良好です。
生産する際のこだわり・心がけ
りんごは、開花から収穫までに渡り様々な作業があります。無袋の場合、①摘花②摘果③仕上げ摘果④葉取り⑤玉回し⑥収穫の6回手を掛けます。有袋の場合、①摘花②摘果③仕上げ摘果④袋掛け⑤外袋剥ぎ⑥中袋剥ぎ⑦葉取り⑧玉回し⑨収穫の9回手を掛けます。
栄養と効能
食物繊維、カリウム、ポリフェノールを含み、アレルギー、成人病の予防に効果があると言われています。リンゴポリフェノールは、りんごの皮の内側に多く含まれているので、りんごを皮ごと食べた方が健康には良いです。 健康のために一日一個のりんごを食べましょう。
良い物の見分け方
赤く色づいているのはもちろんだが、りんごのお尻部分の赤くない部分を見て黄色であるほど熟して美味しい。
購入後の保存方法
りんごの季節は寒い時期が中心なので、冬などは暖房の入っていないところに箱に入れたままか、新聞紙などで包んでおいても大丈夫です。暖かい時期や暖房が入る場合は冷蔵庫に入れてください。その場合は乾燥を防ぎ、他の果物などに影響しないようビニールやポリ袋に入れるようにしてください。
産地のホームページ
JA津軽みらいの公式ページ
https://www.ja-tsugaru-mirai.or,jp/情報提供/出演者
津軽みらい農業協同組合 青果部 りんご野菜課
長内 穣 おさない ゆたかさん