2025.06.16
6月16日 放映
深谷の “とうもろこし”

- 品目
とうもろこし
- 団体名
全農さいたま / JAふかや ふかや西部野菜協議会
商品名と品種名
とうもろこし / 味来
産地について
利根川の肥沃な大地に恵まれた全国屈指の農業産地です。
生産を始めたきっかけ・歴史
30年以上前からトウモロコシの栽培はしていました。当初はピーターコーン等バイカラーと言われる物を作っていましたが、食味などは特に問題視していませんでした。
味来という品種ができ栽培して食べてみると口いっぱいに広がる感動の甘さ、朝採れトウモロコシはまるでフルーツのようなジューシーさ。皮は柔らかく粒はプリっとはじける極上食感だったことから、生産者全体でブランド化を目指し現在に至ります。生産方法の特色味の特色
生産方法の特色=気候に合わせてトンネル栽培と露地栽培を使い分けます。特に前半のトンネル栽培では過度な高温は生育障害を起こすのでトンネルの換気をこまめにして適正温度になるよう心がけています。 味の特色=フルーツのような高い糖度を持つトウモロコシです。また、粒は薄皮で食味にも優れています。
今年のでき具合
5月の終わりに肌寒い日が続きスタートはやや遅れましたが、雨量が多かったためサイズが例年よりも大きくとても良い物ができています。
安心安全について
農薬の使用日などを「生産管理記録簿」というもので管理し、出荷前に提出をおこなっています。また、残留農薬などがでていないか成分をチェックをし、安心安全の確保に努めています。
収穫されたトウモロコシについては、集荷所にて規格に沿った物かJA職員による検査をおこない、市場、量販店に出荷されます。産地の気候や環境
夏は猛暑、ゲリラ豪雨などもあり近年は栽培に苦労することもありますが、冬には赤城おろしの風を受け野菜が甘みを増し農業に適した環境です。
生産する際のこだわり・心がけ
トウモロコシは肥料を吸う力が強いので地力のあるしっかりとした土づくりが大切だと思います。また、適切な時期にしっかり防除することで虫や病気のないきれいな野菜を作っています。
栄養と効能
・食物繊維(便秘解消、血糖値の上昇抑制、コレステロール値の低下)
・ビタミンB1(糖の代謝をサポート)
・ビタミンB2(皮膚や粘膜の健康維持)
・ビタミンC(抗酸化作用による老化の防止、免疫機能維持)
・ミネラル(むくみ解消や貧血の予防) 等良い物の見分け方
ひげが茶色く、実の先端までぎっしりつまっている物がおすすめです。
購入後の保存方法
基本的に味や食味は収穫から時間が経つごとに落ちていくので購入後すぐに召し上がっていただくのがベストです。保存をするのであれば、冷蔵だと2~3日が限界なので冷凍保存をおすすめします。汚れを落としラップに巻いて冷凍庫にいれるだけなので簡単で味の劣化も防げます。
産地のホームページ
情報提供/出演者
全農さいたま 田口さん
JAふかや ふかや西部野菜協議会 根岸さん