2025.01.15
1月20日 放映
JAふくしま未来 伊達のあんぽ柿
- 品目
あんぽ柿
- 団体名
JAふくしま未来
商品名と品種名
伊達のあんぽ柿 / 蜂屋柿
産地について
福島県の県北地域に位置する伊達市・桑折町・国見町
生産を始めたきっかけ・歴史
大正の中頃、養蚕業の衰退を機に、あんぽ柿の製造改善に向けた研究が開始された。アメリカへの視察時に干しぶどうの乾燥に硫黄を使用していることを知り、改良を重ね大正11年に技術が確立された。翌年、出荷組合が創立された。
令和5年1月31日に地理的表示(GI)保護制度農林水産大臣登録第123号登録生産方法の特色味の特色
昼夜の激しい寒暖差、日本海からの強い風が半田山の麓に吹きおろす「半田おろし」によって、表面はしっかりと乾燥し、中は柔らかくとろりとしたあんぽ柿に仕上がる。糖度も40度以上、中には50度以上になるものもあり、非常に甘い和スイーツである。
今年のでき具合
春先の凍霜害により、あんぽ柿の原料となる柿が不作傾向ではあるものの、乾燥期間の天候にも恵まれ、見た目・味ともに良い仕上がりとなっている。
安心安全について
製造工程においては、GAP(農業生産工程管理)に基づく衛生管理を徹底し、出荷前に非破壊による放射性物質全量検査を実施しており、間違いなく安全・安心が担保されている。
産地の気候や環境
夏は盆地特有の気候で、最高気温が35℃を超える日がある等、厳しい環境である。冬は降雪はそこまで多くはなく、厳冬期の気温がマイナス10℃を下回るようなことはない。
生産する際のこだわり・心がけ
原料となる柿の熟度があんぽ柿の出来を左右することから、収穫・追熟の管理に注意を払っている。また、乾燥期間に温暖な日が続くと、あんぽ柿の大敵である「カビ」が発生しやすくなることから、干場の管理を徹底している。
栄養と効能
ビタミンAや食物繊維が豊富であり、美容効果も期待できる。
良い物の見分け方
赤みがかったオレンジ色のあんぽ柿
購入後の保存方法
冷蔵または冷凍
産地のホームページ
JAふくしま未来 公式ホームページ
https://www.ja-f-mirai.or.jp/情報提供/出演者
JAふくしま未来 伊達地区本部
菅野 さん