2024.03.11
3月11日 放映
A宮崎経済連 日向夏
- 品目
日向夏
- 団体名
JA宮崎経済連
商品名と品種名
日向夏
産地について
JA宮崎中央は、宮崎県の中央に位置する宮崎市、国富町の2市町からなる日向夏栽培が盛んな地域です。
生産を始めたきっかけ・歴史
今から約200年前にJA宮崎中央管内の宮崎市曽井の真方安太郎さんの宅地で偶然発見された果物です。その後、明治20年に「日向夏」と命名され、昭和53年頃から本格的な出荷が始まりました。
生産方法の特色味の特色
食べ方に特徴があり、まず外皮(黄色い所のみ)をリンゴの皮を剥く要領で剥いていきます。外皮を剥いたら、果実の中心に種があるので中心を避けるようにそぎ切りします。外皮の下の白皮と一緒に食べることで爽やかな香りと甘味・酸味が一気に口の中に広がります。
今年のでき具合
作型良好です。味については、甘味と酸味のバランスが良く美味しく仕上がっています。出荷期間は、12月~4月。出荷ピークは、2月~3月いっぱいです。
安心安全について
栽培履歴の管理や残留農薬検査を行い、安全・安心な日向夏の出荷に努めています。
産地の気候や環境
全国トップクラスの日照量。九州の真ん中を南北に走る九州山地が、冬の冷たく湿った西風を遮るため、宮崎平野部ではほとんど雪が降らず、温暖な気候に恵まれています。
生産する際のこだわり・心がけ
日向夏は自家受粉しない為、花が咲いたら手作業で一つ一つ花粉をかけていきます。また、3月から市場に出回る露地日向夏は寒害や傷を防ぐため、夏の時期に果実一つ一つに袋をかけて、より良いものを出荷できように努めています。
栄養と効能
ビタミンCが多く、白皮には食物繊維が豊富に含まれています。
購入後の保存方法
乾燥しないようにポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保管すると良いです。
産地のホームページ
JA宮崎経済連の公式ページ
https://www.kei.mz-ja.or.jp/情報提供/出演者
JA宮崎中央 日向夏みかん部会
平原 茂樹さん