2024.06.03
6月3日 放映
佐賀農業協同組合 ハウスみかん
- 品目
ハウスみかん
- 団体名
佐賀農業協同組合
商品名と品種名
ハウスみかん/上野早生
産地について
佐賀県は九州の北西部に位置し、特に唐津市はハウスみかん全国生産量№1の都市で、古代より唐(から:韓・唐)など大陸への玄関口(津・港)として栄えてきた多彩な文化と、豊かな自然によって多くの恩恵がもたらされています
生産を始めたきっかけ・歴史
佐賀県は露地みかんの生産も盛んですが、農業は台風等の天候との戦いでもあります。このため、昭和48年頃より、より安定した”みかん”を生産するためにビニールハウスによる栽培が始まり、生産者の努力により、安定した生産と食味の追求され、消費者の皆様に愛される商品として今日に至っています。
生産方法の特色味の特色
冬に食べる”みかん”を夏に食べるためには、ハウス内の”みかんの木”に本来と違う季節を感じてもらう必要があります。このため、10月頃からハウス内を加温しハウス内を夏の状態に管理することで、5月の初夏より味わえる”みかん”の出荷が可能となっています。また、ハウス栽培により、水分量の徹底管理が可能となり、天候にも左右されないため、糖度が高く、色味の良い、甘くておいしい”みかん”に仕上がっています。
今年のでき具合
今年も生産者のご努力により、甘くておいしい”ハウスみかん”に仕上がっています。
安心安全について
県内各選果場で光センサーで糖度・酸度を計測するとともに、生産者ごとに栽培履歴等を管理を行う等、各種安心安全の取組みを行うことで、全国の皆様に良質な”ハウスみかん”をお届けしています。
産地の気候や環境
ハウスみかんの生産が盛んな唐津市は日本海側に面しており、冬は関東地方よりも寒く、年に数回、雪が降ることもあます。また、収穫の際は、夏の暑さの中、ハウス内は更に熱く、灼熱のなか作業されています。
生産する際のこだわり・心がけ
全国の消費者の皆様に糖度が高く美味しい”ハウスみかん”をお届けするためには、冬場もしっかりとハウス内を加温する必要があります。様々な物価が高騰し燃料代も高騰していますが、生産者も厳しい環境ですが今年もオレンジ色の濃いみかんに仕上げています。
栄養と効能
抗酸化作用や風邪予防またコラーゲンを形成するビタミンCも豊富で、1日2個半のハウスミカンを食べれば1日に必要なビタミンを接種できるといわれていますし、クエン酸は疲労回復やカルシウムなどミネラルの吸収促進に効果的です。
良い物の見分け方
見た目が色濃く、実が引き締まっているもの、皮の表面が滑らかなものをおススメしますが、ハウスみかんは味のバラツキも少なく、安心してお召し上がりください。
購入後の保存方法
冷蔵庫や暗く風通しの良い場所で保存してもらいたいですが、生物ですし鮮度が良いうちに召し上がってください。
産地のホームページ
佐賀農業協同組合の公式ページ
https://jasaga.or.jp/情報提供/出演者
佐賀県農業協同組合