1月の旬菜情報
2021年度 「おいしさまるごとマイスター」放送スケジュール
放送日 | 品名 | 情報提供団体 | 更新 |
1/12 | あんぽ柿 | JA全農福島 | 更新済 |
1/18 | ポンカン | JAえひめ南 | 更新済 |
1/25 | 甘平 | JAおちいまばり | 更新済 |
1/25放映 JAおちいまばり 甘平

商品名と品種名 |
甘平 ・ 伊予柑 |
産地について |
愛媛県今治市、越智郡上島町 しまなみ海道のある瀬戸内海の地域 |
生産を始めたきっかけ・歴史 |
甘平・・・愛媛県立果樹試験場から2007年8月に品種登録。愛媛県オリジナル品種として栽培開始。 伊予柑・・・みかんの変わりに新しい柑橘として昭和40年代より栽培開始。 |
生産方法の特色味の特色 |
甘平・・・果皮の着色を良くするため、マルチシートを被覆。シャキッとした食感と濃厚な食味が特徴。 伊予柑・・・安定した生産と食味(酸味と甘みのバランスが良い)が特徴。 |
今年のでき具合 |
甘平・・・生産量は少ないものの、糖度は例年以上に高い。 伊予柑・・・酸抜けが良く、食べやすく仕上がっている。 |
安心安全について |
栽培行程記帳台帳を整備し、安全・安心な農産物の栽培を行っています。 |
産地の気候や環境 |
温暖少雨・陽光たっぷりの瀬戸内海の気候 |
生産する際のこだわり・心がけ |
かんきつ栽培に適した瀬戸内の中でも、特に日当たり、水はけのよい園地を選定し、匠農家(生産技術に優れた農家)が栽培管理 (剪定・摘果・病害虫防除等)を徹底しました。 |
栄養と効能 |
良い物の見分け方 |
両方・・・果皮の着色の紅が濃いもの。 |
購入後の保存方法 |
風通しの良い、直射日光の当たらない場所。 |
産地のホームページ |
JAおちいまばりの公式ページ https://ja-ochiima.or.jp |
情報提供/出演者 |
JAおちいまばり 村上 慶行(むらかみ よしゆき)さん |
2/18放映 JAえひめ南 ポンカン

商品名と品種名 |
ポンカン |
産地について |
愛媛県の南西部に位置し、宇和島市、愛南町の一市一町で柑橘栽培を行っており、温州みかんをはじめ、ポンカン、甘平、せとか、ブラッドオレンジ、ウワゴールドまで、約1年間柑橘の周年供給体制が可能です。 |
生産を始めたきっかけ・歴史 |
温州みかんの代替品種として今から50年前頃より本格的栽培が開始され、現在では6000tの生産量があり、JAとしては日本一の出荷量があります。 |
生産方法の特色味の特色 |
管内の柑橘園地はリアス式海岸沿いに多く、平均斜度が20度程度あるため、水はけが良く、品質の良い柑橘が生産されます。 |
今年のでき具合 |
秋季以降日照量が多かったことと、適度な降雨量があったことから、糖度が高く、酸切れも良く食味の良い果実が生産されている。 |
安心安全について |
①病害虫防除は最小限に対応②環境にやさしい農業を考え有機物質を多く含んだ肥料を施用③生産者が園地毎に栽培履歴を記帳し、JAが検査、確認を行っている。 |
産地の気候や環境 |
日照量は年間約2000時間と多く、平均気温17.1℃、年間降水量約1650ミリ、また、冬季が温暖なことから柑橘栽培に適した気象条件となっています。 |
生産する際のこだわり・心がけ |
ポンカンの果実特性を発揮できるよう、収穫前に園地毎に果実分析を行い、基準に合った園地より随時収穫を行います。また、収穫後は風通しの良い場所で貯蔵し、「しなやかな果実」になるよう熟成に努めます。 |
栄養と効能 |
ビタミンCを豊富に含んでおり、体力の維持や、美肌効果が期待できる栄養素が含まれていると言われています。また、じょうのう(薄皮)にはペクチンが多く含まれていますので、整腸作用効果があると言われています。 |
良い物の見分け方 |
紅が濃く、果皮が滑らかで、しなやかな果実 |
購入後の保存方法 |
温度の上がらない涼しい場所で保管 |
産地のホームページ |
JAえひめ南の公式ページ http://www.ja-eminami.or.jp/ |
情報提供/出演者 |
1/12放映 JA全農福島 あんぽ柿

商品名と品種名 |
あんぽ柿/蜂屋柿 |
産地について |
福島県北部に位置する伊達市での栽培が盛ん。阿武隈山系と吾妻山系の盆地に位置し、夏は高温多湿、冬はやや低温となり積雪は少ない。 |
生産を始めたきっかけ・歴史 |
旧伊達郡梁川町五十沢村の七右衛門が蜂屋柿を村に持ち込んだが、五十沢の柿栽培の始まりと伝えられている。土質が良く、寒暖差があり台風被害が少ないため、五十沢が柿栽培に適した土地であった。江戸時代には天干柿(あまほしがき)と呼ばれ、これで「あんぽ柿」の名称の由来。 |
生産方法の特色味の特色 |
渋柿を硫黄で燻蒸して渋みを抜き乾燥させる独特の製法で作られている。単に干しただけの干し柿は、乾燥して黒く堅くなり、さらに時間が経過すると糖分の粉を白く吹く。これに対してあんぽ柿は、鮮やかな鼈甲色で半生でとろりとした食感。蜂屋柿は大玉で柔らかいのが特徴。 |
今年のでき具合 |
本年度は豊作傾向でおいしく仕上がっている。 |
安心安全について |
加工~出荷までのマニュアル化(生産工程管理の導入) |
産地の気候や環境 |
盆地特有の気候で、夏は高温多湿、冬はやや低温で積雪は比較的少ない。季節毎に気温差があることと、日較差が果物作りに適している。 |
生産する際のこだわり・心がけ |
干場ではカビ等の発生を防止する為に通風・換気を徹底する。 製品詰めの際は、異物混入を防ぐため、常に身の回りを清潔に保ち衛生管理を徹底する。 |
栄養と効能 |
カロテンや食物繊維が豊富で、整腸作用などの効果がある。また、ポリフェノールの集合体であるタンニンが豊富で、抗酸化性が高く、生活習慣病の予防や2日酔いに効果があると言われている。 |
良い物の見分け方 |
色目:鮮やかな鼈甲色のもの。 中身:割ってみてトロットしてるもの。 |
購入後の保存方法 |
冷凍庫で保存すれば3カ月~半年以上保存できるが、長期に渡って保存した場合には、次第に乾燥が進み徐々に堅くなる。堅く乾燥したあんぽ柿は、細かく刻んでヨーグルトに和える食べ方などがある。柔らかい状態で長期保存するには冷凍保存する。基本的に保存温度は15度以下が望ましい。 |
産地のホームページ |
JA全農福島の公式ページ http://www.fs.zennoh.or.jp/ |
情報提供/出演者 |
JA全農福島 菅野英行さん 宗像雄輝さん |