5月の旬菜情報
放送日 | 品目 | 団体名 | 更新状況 |
5/29 | きゅうり | JAなめがたしおさい 麻生地区ハウス部会 |
更新済 |
5/22 | ブロッコリー | JA夢みなみ | 更新済 |
5/15 | 完熟マンゴー | JA宮崎経済連 | 更新済 |
5/8 | アスパラガス | JA全農あおもり | 更新済 |
5/1 | こだま西瓜 |
JA北つくば |
更新済 |
5/29放映 JAなめがたしおさい
麻生地区ハウス部会 きゅうり
商品名と品種名 |
四葉きゅうり/TS-30 |
産地について |
霞ヶ浦湖畔に面した水田地帯 |
生産を始めたきっかけ・歴史 |
先祖代々の専業農家、ハウス栽培は2代目、規模拡大と今に至る。 |
生産方法の特色味の特色 |
漬け物から炒め物と幅広く調理できる。 甘みがあり青臭みが少ない。 |
今年のでき具合 |
昼夜の寒暖差が大きかったので味の乗りが良い |
安心安全について |
出荷の度に検品し、定期的に残留農薬検査を行っている。 |
産地の気候や環境 |
温暖で胡瓜栽培に適している。 |
生産する際のこだわり・心がけ |
新鮮さにこだわり朝取り出荷を心がけている。 |
栄養と効能 |
95.4%が水分だが、カリウム、ビタミンC、βーカロチンを含む |
良い物の見分け方 |
胡瓜のイボが高いもので,硬い端々もの |
購入後の保存方法 |
冷蔵庫野菜室に新聞紙かキッチンペーパーに包み根向きで保存 |
産地のホームページ |
JAなめがたしおさいの公式ページ https://ja-ns.or.jp/ |
情報提供/出演者 |
JAなめがたしさい麻生地区ハウス部会 代々城 拓歩さん 大橋 勝博さん |
5/22放映 JA夢みなみ ブロッコリー
商品名と品種名 |
ブロッコリー/おはよう |
産地について |
JA夢みなみは、福島県の南部に位置し、みちのく東北の玄関口にあたり首都圏まで約2時間と交通の便に恵まれています。 |
生産を始めたきっかけ・歴史 |
昭和55年から試験栽培が始まり、当時は鮮度を保つために試行錯誤の連続でしたが、現在では当JAの基幹作物として定着し、春先の収入源として重要な作物となっています。 |
生産方法の特色味の特色 |
春ブロッコリーの栽培面積は106haで222名の生産者が栽培をしています。ハウス栽培から露地栽培があり、 |
今年のでき具合 |
今年は、畑に植え付けをする3月中下旬に適度な降雨があり、植え付けも順調に経過しました。その後も好天に恵まれたのと、適度な降雨もあり順調に生育をしています。また昼夜の温度差により甘みが感じられるかと思います。 |
安心安全について |
安心して食べていただけるように、化学肥料の削減、農薬の削減に取り組んでいます。 出荷物についても定期的に残留農薬の検査を実施しています。 |
産地の気候や環境 |
春ブロッコリーは標高200mから500mの地区で栽培がされています。日中と夜の温度差もあり、じっくり育ったブロッコリーを4月中旬から6月まで出荷しています。 |
生産する際のこだわり・心がけ |
鮮度を保ちおいしさを届けたい。そんな思いで取り組んでいます。ブロッコリーは鮮度が落ちやすいため、発泡スチロールのケースに氷を入れ出荷することで、店頭に並ぶまで低温で流通する事が可能となり、変色や品質低下が防げます。 |
栄養と効能 |
ブロッコリーは、ビタミンCが豊富で、疲労回復やかぜの予防効果があるとされています。 また、体内細胞の酸化を防いでくれる強力な抗酸化力の持ち主です。 |
良い物の見分け方 |
ブロッコリーは花蕾(からい)を主に食べますが、蕾が細かくしっかりとしまった物がお勧めです。 |
購入後の保存方法 |
水分が飛ばないようにビニール袋に入れ、冷蔵庫で可能なら立てて保存してください。 |
産地のホームページ |
JA夢みなみの公式ページ |
情報提供/出演者 |
JA夢みなみの公式ページ https://www.ja-yumeminami.or.jp/ 鈴木 雄樹(スズキユウキ)さん 車田 輝己(クルマダテルキ)さん |
5/15放映 JA宮崎経済連 完熟マンゴー
商品名と品種名 |
みやざき完熟マンゴー/アーウィン |
産地について |
JA宮崎中央は、宮崎県の中央に位置する宮崎市、国富町の2市町からなるマンゴー栽培が盛んな地域です。 |
生産を始めたきっかけ・歴史 |
今からおよそ30年前に現在の栽培方法が確立し、宮崎県内でマンゴーを作る農家が広がっていきました。また、みやざき完熟マンゴーの中でも最高級品である「太陽のタマゴ」が誕生して24年目を迎え、消費者の皆様に長年愛され続けています。 |
生産方法の特色味の特色 |
宮崎の完熟マンゴーの栽培の一番の特徴は、樹になっている状態で完熟する事です。収穫時期が近づいたら、樹になっているマンゴー一つ一つにネットをかけ、マンゴーが完熟すると自然に落下するので、あらかじめかけていたネットに落ちたものを選別して出荷します。 完熟なので、トロピカルな香りが強く、食べると口の中に濃厚な甘みと香りが広がり、滑らかな口どけで最高の味わいです。また、「太陽のタマゴ」は、糖度15度以上、1玉350グラム以上などの独自基準をクリアした最高級品です。みやざき完熟マンゴーの中でも約1割程度しか発生しない非常に貴重なもので、贈答品として非常に喜ばれています。 |
今年のでき具合 |
今年は生育期間の天候にも恵まれ、生育順調で玉太りも良く品質が非常に良いです。 出荷最盛期は5月下旬~6月いっぱいを見込んでいます。 |
安心安全について |
栽培履歴の管理や残留農薬検査を行い、安全・安心な完熟マンゴーの出荷に努めています。 |
産地の気候や環境 |
全国トップクラスの日照量。九州の真ん中を南北に走る九州産地が、冬の冷たく湿った西風をさえぎるため、宮崎平野部ではほどんど雪が降らず、温暖な気候に恵まれています。 |
生産する際のこだわり・心がけ |
マンゴーの栽培には温かい気温が必要で、寒い冬の時期には一日中暖房をつけっぱなしのこともあります。そのため、燃料をたくさん |
栄養と効能 |
ビタミンAが豊富で特にカロテンが多く含まれております。 |
良い物の見分け方 |
果実の皮の表面につやがありシワの無いものが良いです。 |
購入後の保存方法 |
完熟したものを出荷しているため、できる限り早くお召し上がりください。食べる2時間前くらいに冷蔵庫で冷やして食べるのがお勧めです。すぐに食べない場合は冷蔵庫での保存をお勧めします。 |
産地のホームページ |
JA宮崎経済連 https://www.kei.mz-ja.or.jp/ |
情報提供/出演者 |
JA宮崎中央マンゴー部会 |
5/8放映 JA全農あおもり アスパラガス
商品名と品種名 |
アスパラガス(グリーン・紫)/グリーンタワー・バーガンディ |
産地について |
田んぼアートが有名な田舎館村と、お隣の、世界一大きな扇ねぶたが有名な平川市です。 |
生産を始めたきっかけ・歴史 |
きっかけは減反により農業所得が減少する中で、当時珍しかったアスパラガスが高値で取引されており、栽培も1回定植すると10年以上は収穫できることから、高齢者や女性にも管理しやすい為始められた。部会発足は平成元年頃。 |
生産方法の特色味の特色 |
グリーンアスパラは、堆肥を入れる土づくりをしているため、柔らかく味も甘いです。紫アスパラはアントシアニン系の色素を多く含み、鮮やかな紫色をしています。グリーンアスパラに比べ少し柔らかく甘みも強いのが特色です。 |
今年のでき具合 |
多く含み、鮮やかな紫色をしています。グリーンアスパラに比べ少し柔らかく甘みも強いのが特色です。 |
安心安全について |
有機たい肥を毎年入れ、柔らかい土づくりをしています。また、できる限り農薬は使わず栽培しています。 |
産地の気候や環境 |
青森県の南西部にあって、西には岩木山、東には八甲田連邦がそびえています。水源も豊富で肥沃な土壌が広がっています。冷たいヤマセの影響が少なく、日当たりにも恵まれた産地です。 |
生産する際のこだわり・心がけ |
安心安全にこだわり、除草剤もあまり使用していないので草取りも手で取っています。 1日に2回は園地をまわって、丁度良い長さに生育したアスパラを1本1本丁寧に収穫しています。 |
栄養と効能 |
アスパラギン酸を多く含み、ビタミンA,B,B1,C,カリウム、カルシウム、鉄などが豊富です。 紫アスパラは糖度が高く、グルタチオン、アントシアニン、ビタミンCなどがグリーンアスパラに比べ豊富に含まれています。 |
良い物の見分け方 |
全体に色が濃くて、穂先が堅く、根元はみずみずしいものが良い。 |
購入後の保存方法 |
アスパラは収穫後も成長するため、濡らしたキッチンペーパで下半分を包み、密閉袋に入れて冷蔵庫で立てて保管して下さい。 |
産地のホームページ |
JA津軽みらいの公式ページ https://www.ja-tsugaru-mirai.or.jp/ |
情報提供/出演者 |
JA津軽みらい園芸生産出荷協議会アスパラ部会 JA津軽みらい 齋藤寿徳さん |

5/1放映 JA北つくば こだま西瓜
JA北つくば管内のうち,筑西市と桜川市でこだま西瓜の生産が行われている。
令和4年度の生産量(出荷数量)は約38万ケースであり,全国有数の産地であります。
※こだま西瓜とは
こだま西瓜はスイカの小さいものではなく、冷蔵庫に入る大きさを目的に品種改良された品種です。皮が薄く,しゃりしゃりとした食感で,大玉西瓜に比べて糖度(1~2度)が高く,皮の際まで甘いのが特長です。
1 JA北つくばこだま西瓜部会概要
(1)部会員数 142名 (筑西市86名・桜川市56名)
(2)作付面積 約61ha (筑西市33ha・桜川市28ha)
2 生産状況
こだま西瓜の本格的な出荷は、5月ゴールデンウィーク後からとなり,その後は徐々に増加し、6月に出荷最盛期となる見込み。
(1)生産体系(パイプハウスによる無加温栽培)
こだま西瓜 ⇒播種(11~12月)→接木(11~翌1月)→定植(12~翌2月)→交配(2~3月)→収穫・出荷(3~7月)
黒こだま西瓜⇒播種(3~4月)→接木(4~5月)→定植(4~5月)→交配(5~7月)→収穫・出荷(7~8月)
(2)大 き さ:1.5~2kg(5,6玉による8kg/箱での出荷)中心
(3)糖 度:12~14度
(4)品種構成:スウィートキッズ(82.7%),(8.7%),
(1.7%),ひとりじめ7(1.9%),ピノ・ガール(5.1%)
3 販売状況
(1)出 荷 先:市場10か所(東京青果株式会社・東京新宿ベジフル株式会社等),
GPS(茨城パルシステム生協等)
全国農協食品株式会社(ゆうパック・カード会社等)
直売所(ファーマーズマーケットきらいち筑西店等)
(2)販売実績:約38万ケース,約10億8千万円(令和4年度)
4 部会の主な取組
・
こだま西瓜は大玉西瓜の小さいものではなく、冷蔵庫の普及に伴い、冷蔵庫に入る大きさを目的に品種改良されて生まれた、特別の品種で皮が薄く,しゃりしゃりとした食感で,大玉西瓜に比べて糖度(1~2度)が高く,皮の際まで甘い。
・
「紅の誘惑」及び「誘惑のひとみ」は,生産者の各ほ場において,出荷前にJA担当者が
試し割りを行い,食味・糖度・食感・圃場の状態等を確認し,基準に合格したこだま西瓜。
昭和20年代には露地による大玉西瓜の栽培が盛んに行われていたが、昭和32年にこだま西瓜の試作導入し、昭和35年農業用ビニールの普及に伴い、「新幹線こだま」にちなんだ新品種、黄こだまでのトンネル型栽培が導入された。また、核家族化が叫ばれ始め消費者のニーズにあった「西瓜」として市場より好評を得る。
昭和44年にはパイプハウス型栽培が全農家へ普及し「こだま西瓜」の骨格が出来上がる。
産地情報の取引市場へのきめ細やかな提供や,栽培品種の変更等により販売単価、近年は高値で販売されている。
全ほ場の土壌診断を行い,土壌の健全化を図るとともに,化学肥料や農薬の使用をできるだけ控え,環境に優しい農業に取り組んでいる。
こだま西瓜の前後にトマトやレタス等の品目を導入することで,連作障害を回避するとともに,作型を分散して労働力の平準化を図っている。
二十四節気の立夏を「こだますいかの日」として制定し、平成29年2月13日に一般社団法人日本記念日協会に正式登録した。※令和5年は5月6日(土)
平成28年産より,高島屋のギフトカタログにJA北つくばの黒こだま西瓜が掲載され,
約600玉を販売している。
第48回日本農業賞(集団組織の部)特別賞 受賞(平成31年3月9日)
・
令和3、4年産と2年連続で、部会目標に掲げている販売金額10億円を達成することが
できた。
JA北つくば 公式ページ http://www.ja-kitatsukuba.or.jp/
情報提供/出演者
JA北つくばこだま西瓜部会
柳田 武さん
白田 昌弘さん